「あいあーむがーっちゃーいるど!」 小さな声を振り絞りながら鬼束ちひろを熱唱するアヤは握ったマイクは離さないタイプだった。鬼束ちひろが汚れてゆく。それにしてもオンチでしゃがれた声だ。 一通り歌うとアヤは僕にマイクで話しかけた。 「かのーん!ギ…
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