アナキスト。
まず日本の音楽業界は
「ANARCHY IN THE U.K.」を歌うな。
これから始めよう。
Xは無敵バンドなるものでセックス・ピストルズの「ANARCHY IN THE U.K」を歌っている。それはまずは良しとしよう。だがしかし解せない事がXに、いやYOSHIKIにあるのだ。
彼はXのベーシスト、taijiを解雇「のように」追いやっている。端的に言えばXの中で発生した金問題に口を出したtaijiに金を総取りしているYOSHIKIはtaijiを煙たがりスタジオミュージシャン扱いにし、taijiが「ラウドネス」というバンドとセッションしたのを耳にするとYOSHIKIはtaijiを滔々退けたのである。
taijiは自由に何からも縛られずに言いたいことは言っただけではないか。解雇するのはリーダーの務めで悲しくともだと?いやいや、そんな大人の事情を聞く為にXを聴いてきたわけじゃない。よくもいけしゃあしゃあと「ANARCHY IN THE U.K」をギター持って歌えたものだ。
自由でいいじゃないか。
そりゃ暴力は駄目だよ。けれどバンドのメンバーなのに気に食わないと言ってtaiji1人だけスタジオミュージシャン契約にするとか小さすぎるだろ。それがYOSHIKIの秩序なのか?だいたいそれを飲んだtaijiもtaijiだ。
XJAPANという名は一人歩きしすぎていて、もう僕らの目には映らない遥か彼方に消えてしまっているのではないか。
僕らが好きだったXは1980年代後半ですでに死んでいたのではないのだろうか。何がXの後継者だ。GLAYの「MISERY」いいなー。